1947年7月9日、東京都港区に生まれる。祖父はタイタニックの処女航海に唯一乗り合わせた日本人細野正文。
1969年、「エイプリル・フール」結成。ベーシストとしてメジャーデビュー。その後「はっぴいえんど」を結成した。
はっぴいえんどとして、3枚のアルバムを発表したのち、1973年解散。初のソロ「HOSONO HOUSE」発表後、ティン・パン・アレーを結成し、荒井由実を筆頭に様々なミュージシャンの録音に参加。
スタジオミュージシャン業の最中、マーティン・デニーに衝撃を受け、立て続けに3枚のアルバムを発表。「トロピカル・ダンディー」「泰安洋行」「はらいそ」この3枚は後にトロピカル三部作と呼ばれる。
1978年、元サディスティック・ミカ・バンドの高橋幸宏、スタジオミュージシャンの坂本龍一と「イエロー・マジック・オーケストラ=Y.M.O.」を結成。
日本中に大ブームを巻き起こす。
1983年、YMO解散。テイチクに移籍し、日本語ラップやアンビエントなどを追求する「Non Standard」レーベルを立ち上げる。
1996年、自身のレーベル「daisyworld discs」を立ち上げ、2002年より高橋幸宏と「スケッチ・ショウ」を結成。フォークとエレクトロニカの融合を試みる。
2007年には坂本龍一が合流、「ヒューマン・オーディオ・スポンジ=HAS」となりライブ活動や音源制作などを行う。
2018年、是枝裕和監督、カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した「万引き家族」のサウンドトラックを作成。
「恋は桃色」
自身による歌詞も相まって、素朴ながら染み入るメロディー。
「スポーツ・マン」
ソロ作の中では際立ってポップな作品。コーラスで加藤和彦が参加している。
「三時の子守唄」
「トロピカル・ダンディー」の実質的な締めくくりに当たる曲。バナナマンのコントで取り上げられた。
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