RADIO BERRYで放送中の「ミュージックメモリー 〜音楽のSDGs」担当のケンです。
今日ご紹介するのは大滝詠一「オリーブの午后」です。
彼といえばアメリカの音楽プロデューサーフィル・スペクターに影響を受けた「ウォール・オブ・サウンド」が有名ですが、この曲ではちょっと変わったアプローチを取っています。
発表された1982年は音楽史に残る名盤「A LONG VACATION」が発売された翌年。
リゾートをイメージしたアルバムジャケットとは裏腹に失恋の歌がほとんどを占める、ほのかに薄暗い感触をもった不思議なアルバムでした。