
コンテンツフォーケアではこれまで「パーソナルソング」の全国上映会や、Music & Memoryのトライアル事業を通し、高齢者の暮らしを豊かにするため、好きだった音楽を届ける活動を展開してきました。
しかし、高齢者の皆さんが親しんできた音楽を活用するにも「著作権」という壁があります。それを乗り越えるためには、音楽が高齢者の暮らしを豊かにすることを広く一般の人に伝え、過去の作品が使いやすくなるような社会をつくる必要があります。
そうした機運を盛り上げる人として、昭和歌謡に詳しく、芸能界に幅広いネットワークをお持ちの徳光和夫さんが最もふさわしいと考え、担当のマネージャーに協力をお願いしました。その後、広島で認知症ケアを手がけるお医者様から日本認知症予防学会の浦上克哉理事長をご紹介いただき、徳光さんとの連携を打診しました。その結果、日本認知症予防学会が制定した認知症予防の日を中心に啓発活動を実践する認知症予防大使として活動してもらうことになりました。
日本認知症予防学会の浦上理事長から、本格的に認知症予防をする自治体はまだ少なく、そのモデルをつくりたいという話を聞き、長年の知り合いである長谷部渋谷区長に提案。渋谷区、日本認知症予防学会、徳光和夫さんのトライアングルができました。そこに高齢者に愛されるaiboを乗せて渋谷区のモデル事業が立ち上がりました。
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この波の発火点の一つである広島にも7月21日に徳光和夫さんと訪問。認知症に優しく、認知症を予防するまちづくりをテーマにシンポジウムをする予定です。
高齢者に音楽を!
コンテンツフォーケアではこれからもこのテーマにこだわってがんばっていこうと思います。
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