
RADIO BERRYで平日放送中のミュージックメモリー音楽のSDGs担当のケンです。
今回はスピッツから「ロビンソン」です。
「空も飛べるはず」、「チェリー」、「ロビンソン」と彼らの90年代の三大ヒットの一つに数えられる曲ですが、レコーディングした当初は「悪い」意味でスピッツらしい、つまり地味な曲を作ってしまったとボーカルの草野マサムネは語っています。
それを証明するように「ロビンソン」というタイトルは草野氏がタイでの旅行で見かけた現地の百貨店の名前をなんとなく付けた仮タイトルで、発売後もろくなプロモーションもされませんでした。
ところが、95年に発売されたこの曲はスピッツ最大の大ヒット。なんとバンド史上初のミリオンセラーを記録してしまいます。あまりにも急にヒットしたため、スピッツを知らない人までもレコード店に押し寄せ、店員に「ロビンソン」の「スピッツ」を注文するお客さんも…。
その後、「ロビンソン」の大ヒットに乗じた再リリースで「空も飛べるはず」もミリオンセラーに。
こうしてスピッツは今日まで国民的に愛されるバンドになったのでした。
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