2月14日、父の四十九日がやってきました。
妻も2泊3日の予定で仙台から戻り、久々の家族団欒を過ごしました。ほのぼのモードで床についた途端、宮城・福島に被害をもたらした東日本大震災の余震に揺り起こされます。
東北新幹線に影響が出てすぐに仙台に戻れなくなった妻。四十九日を終えた後にクルマで仙台まで送り届ける覚悟をしつつ、「法要」と「納骨」を行いました。
四十九日は「通夜」「告別式」に続く法要で故人の魂が旅立つ日。お骨となって自宅で過ごしていた父が先祖たちとともにお墓に納骨をされます。
エコロジーの一家である上岡家の場合、大正時代に立てられた曽祖父の夫婦墓を守り続けてきました。どんどん新しくなっていく他家の墓にくらべ、古さが目立っています。
毎年、春と秋のお彼岸には墓参りに行っていたものの、お墓のなかがどんな状況かもわかりません。葬儀社のスタッフの方に調べてもらい、その夫婦墓に子どもや孫たちのお骨が納められていることがわかりました。
法要にかかった費用はお布施に5万、お膳料に1万、位牌に3万5千円、法要と納骨にかかった経費で4万5千円ほど。あわせて15万円弱になりました。
相続のために司法書士の友人に支払って費用が約12万。葬儀が終わってからの出費が合計で30万くらいになりました。
これから新盆などもありまだまだ道半ばですが、自分たちも全てが初めての事ばかりでしたから、これから葬儀を迎える方への参考になればと思って書かせていただきました。
新たな気づきがあればまたご報告をさせていただきます。
文 / 上岡裕