年を重ねると若い頃のようにお腹を抱えて笑うことが少なくなります。
家族とお笑い番組を見ていてもなかなか話題についていけない。コロナによる自粛生活で同世代の仲間とは会うことができず、なかなか食事にもいけない・・・。
自分が還暦となったのは日本政府が緊急事態宣言を発したまさにその日。
これまで以上に自宅での仕事が多くなり、一緒に活動をしてきた同世代の仲間と会うことはなくなりました。
自分が代表を務めるエコロジーオンラインは、その名が表すように立ち上げ当初からオンラインでの活動を中心として来ました。
パソコンを活用した打ち合わせは慣れたもの。しかし、リアルな出会いがないため「笑顔」は失われがちです。
一緒に「時」と「場」を共有することこそ生まれるアイデアもあるし、ヒトとヒトの間に流れる風も変わります。
コロナによる生活の変化で最も奪われたのが「笑顔」になるという行為かもしれません。
そんな「笑顔」が失われた暮らしのなかで認知症予防として自分がチャレンジをしているのが「あいうべ体操」と「クチトレ」です。
それぞれ口元の筋肉が鍛えられ、オーラルフレイルの予防にもなるし、脳の血流をアップさせて認知機能の低下に効果がありそう。
あいうべ体操で口元の筋肉を鍛えましょう
クチトレについて – 笑顔プロジェクト
オーラルフレイルって何?
これらのトレーニングをして来たことで自分の笑顔は確実に変わって来ました。
老け顔にはつきものの「ほうれい線」も心なしか薄くなってきたような気がするし、パソコンを介したリモートの打ち合わせで画面に映る自分の顔も何となく若返ったような感じがして「笑顔」になったりしています。
コロナによる新しい生活様式には「笑顔」のトレーニングもお忘れなく。
体験・文 / 上岡 裕