10月4日、飯山市社会福祉協議会の会議室をお借りして、飯山林福連携推進協議会を開催しました。
2回目となる今回の協議会には、本事業を採択した委員の先生たちも参加。里山保全から出てくる間伐材を商品として加工し、障がい者雇用を支援する事業について、意見交換を行った。
委員のみなさまからは、ソーシャルビジネスを営利企業で手がけることの難しさや、商品の幅を広げることの重要性など、様々な意見が出された。
持続可能な開発目標(SDGs)を活用しながら、社会的な課題と環境的な課題の同時解決を目指す林福連携の取り組みは始まったばかり。社会全体にSDGsが浸透していないなかで、この取り組みの重要性を理解してもらうのは難しい。一歩ずつ地域と向き合っていくことの重要性を再確認することになった。
また、里山ウェルネス研究会のメンバー自身も障がい者雇用について学ぶ必要がある。そのため、長野県障がい者支援課の担当者から障がい者雇用について説明してもらう時間も設けた。
夜には間伐材加工の現場となる「いいやま里の家」において地域のみなさんとの交流会も実施。このプロジェクトをリードする「ログファイヤー」についても様々なアイデアが出され、企画会議としても役割も担うことになった。
飯山林福連携推進協議会 / 里山ウェルネス研究会事務局