
ライツフォーグリーン取締役の上岡裕が広報アドバイザーを務める日本認知症予防学会がアルツハイマー博士の誕生日6月14日を「認知症予防の日」として制定して4年になります。
認知症予防の大切さをより多くの人に伝えることが「認知症予防の日」の主な目的です。
この主旨に賛同してお手伝いを始めて4年、徳光和夫さんを認知症予防大使にお誘いし、認知症予防の情報発信に協力してきました。6月12日は2年ぶりとなる「認知症予防の日」の記念式典に参加しました。
2年前、コロナ禍の新しい生活様式で外出をすることの少なくなった高齢者の認知機能の低下を懸念した浦上克哉理事長からの相談を受け、テレビ、ラジオの出演をコーディネートさせていただきました。
浦上理事長の心配は現実のものとなり、高齢者の方の認知機能の低下を伝えるニュースも多くなっています。
2025年には65歳以上の人の5分の1が認知症になるという予想があります。その際には患者数が700万人に達すると想定されてきましたが、この数字にはコロナによる生活の変化による認知症患者の増加は読み込まれていません。
今のままの暮らしを高齢者が続けると1000万の人が認知症になる可能性もある。
そんな浦上先生の切実な訴えが胸に刺さります。
これからも日本認知症予防学会の広報サポートを通して、高齢者のみなさんの認知症の発症と進行を遅らせ、ご家族の笑顔を守るお手伝いができればと思っています。
9月には福岡で学術集会も控えています。いろいろとご協力していけたら思います。
