ライツフォーグリーンがある栃木県佐野市では、梅雨が終わってからずっと37℃前後の日々が続く。
先日実施した地球温暖化の講演会に集まったシニアの人たちに聞いてみると、昔の佐野は暑くても33℃くらいだったと話していた。
今年の夏を考えると3℃〜4℃上昇しているということになる。
昔にくらべてエアコンなどが普及したから、それでも何とか快適に暮らす事ができる。
だが、災害レベルの暑さの中に暮らしているわけだから、これまでと同じで大丈夫と思い込む正常性バイアスによって危険性が増していく。
昨日、我が家を訪問してくれたケアマネさんが、一人暮らしの高齢者のほとんどがカラダの異常を訴えていて、そのすべてが熱中症だろうと話していた。
気候変動が進めばますますその度合いが増していく。
温暖化時代を踏まえ、まさに今、社会を作りかえるべき時なのだ。