
インド洋の「真珠」と言われるスリランカが出口の見えない経済危機に苦しんでいます。
外国に依存する石油や化学肥料などが外貨不足のために輸入できず、スリランカ国民の日々の暮らしに大きな影響が出ているのです。2010年、エコロジーオンラインはスリランカ物産の輸入を通して、現地の農民を支援してきた「樹李亜インターナショナル」のティラク・チャンドラ氏のインタビュー記事を配信し、日本とスリランカとの絆を築くことで、2009年に終結したスリランカ政府とタミル・イーラム解放のトラの内戦によって疲弊したスリランカを支援して来ました。
今回、コロナ禍による外国人旅行客の減少をきっかけにしたスリランカ政府の経済破綻という混乱の中、新たなる支援策を模索した結果、資金の必要がない熱帯林から生まれる自然産品の生産がしっかりと続いていることから、スリランカの美味しく健康な商品の購入という形で農民たちへの支援を実施することにいたしました。