
#26/3/17
最近、スマホで文章を書いたりテレビの字幕を見たりしていると、不思議なことが起こります。
それは「改行」を挟むと、その前後で意味が繋がらなくなってしまうことです。
一行目を読み、二行目に目を移した瞬間、さっきまで掴んでいた言葉の糸がスッと消えてしまう。テレビの字幕が複数行になると、理解が追いつかないうちに次の場面へ進んでしまう。
一番辛いのは、会話の最中です。
「あ、今の自分の理解、間違ったかも」と気づいても、周りの会話はどんどん先へ流れていきます。訂正しようと思っても、説明が追いつかない。結局、何も言えずに口をつぐんでしまうことがよくあります。
悪気がないのはお互い様。でも、話についていけない孤独感や、間違えてしまったショックで、どうしても心が沈んでしまう日があります。
今はまだ「これだ!」という解決策は見つかっていません。でも、まずはこの「私に見えている景色」を知ってもらうことから始めようと思います。
#26/3/15
落ち着いて話そう、ゆっくり話そう。
そう心がけてはいるけれど、毎日はハプニングの連続です。
歯を磨いている時、誰かに話しかけられたら。 寒い外で、急に返事をしなきゃいけなくなったら。
昔は何も考えずにできていた「おしゃべり」が、今はとても高いハードルになることがあります。
「今の発音、変だったかな?」 そんな不安から焦りが生まれて、言葉が迷子になってしまう。
完璧じゃなくてもいい。 でも、伝えたい。
そんな私の「今」を、少しずつ発信していこうと思います。
#26/3/13
15年前の東日本大震災。原発事故を目の当たりにし、私たちは「小さなエネルギーをいかに効率的に、賢く使うか」という問いに向き合いました。システムトークスさんと共に「ナノ発電所」という小さな太陽光システムを形にしたのも、その想いからです。
あれから15年。
私自身に大きな転機が訪れました。2年前の脳卒中です。
現在は、後遺症である高次脳機能障害や失語症と共に暮らしています。その中で取り組んでいるのが「当事者研究」です。自分が何に困り、どうすれば心地よく過ごせるのか。自分自身を研究し、周囲と交流しながら、一歩ずつ進むプロセス。
ふと気づいたのは、この「当事者研究」は、15年前に提唱していた「小さなエネルギーでの暮らし」と本質が同じだということです。
大きなシステムに頼り切るのではなく、自分たちの手に届く「小さな形」で生き抜く知恵を絞る。それこそが、本当の意味での「レジリエンス(回復力)」なのだと、今の日常を通じて強く実感しています。
病を経て見えてきた、新しい「小さなエネルギー」の形。これからも大切に育てていきたいです。
#26/3/12
失語症は見た目では分かりません。
オンライン会議で「聴き取りづらい」と言われると、実はものすごいエネルギーを消耗します。結局、相手側の環境の問題だったのですが、「一言、自分の状況を伝えておくこと」の大切さを改めて感じた1時間でした。お互いに歩み寄れる、優しいデジタル空間を作っていきたいですね。
#26/3/11
「電話に出たくない」
そう思っていた時期から、少しずつ脱出してきました。まだ言葉が詰まることはあるけれど、今はゆっくり、自分のペースで話せます。苦手だった電話も、今では大切なリハビリの場。
焦らず、自分の言葉を取り戻していこうと思います。
#26/3/10
5月9日に国分寺で行われる「こくフェス」に向けて、関係者と打ち合わせ。
かつて東日本大震災や熊本大震災の被災地で、洗濯やライブの電源として活用されたソーラーパワートラック。
今回は、単にトラックを出すだけでなく、私たちが日々の生活で使っているような小さなソーラーパネルやバッテリーを集めてライブを動かすという、新しい試みを計画しています。
エネルギー情勢が不安定な今、ベランダでもできるような「小さな自給自足の電気」は、環境への配慮だけでなく、いざという時の防災にも直結します。
5月9日は、自転車発電の「チャージマン」なども使い、「自分たちで電気を作る」ことを体験できる場にする予定です。
2ヶ月後の開催を、どうぞお楽しみに!
